第29回:【自動盤で使われるバイト】バイトの研磨とメンテナンス

はじめに

 前回はバイトの材質についてお話しました。
 今回はバイトの寿命を延ばし、安定した加工品質を保つために欠かせない「研磨とメンテナンス」について解説します。

バイトの研磨(けんま)とは?

 研磨は切れ味が落ちたバイトの刃先を再び鋭くする作業です。
 正しく研磨することで加工精度を保ち、繰り返し使用することができます。

研磨のタイミング

 加工中に加工品質が落ちた場合(バイトが摩耗して寸法精度が狂い始めたり、切削抵抗が増えたりした場合)は研磨が必要になります。
 また、あらかじめ加工品毎に研磨が必要になるタイミングを設定しておき、加工品質が落ちる前に定期的な研磨を行う方法も有効です。

研磨の方法

 研磨には研削盤(グラインダーとも呼ばれます)や研磨機などを使います。
 研磨時には刃先の角度や形状を正確に保つことが重要です。誤った研磨は加工不良の原因になるため、熟練した技術が求められます。

次回もお楽しみに!

 今回でバイトシリーズは一区切りとなります。
 バイトは小さな工具ですが、加工品質・生産性を大きく左右する重要な存在です。基礎を正しく理解し、適切に扱うことが、安定したものづくりへの第一歩になります。

 次回からは自動盤の進化形である「CNC複合自動盤」のシリーズが始まります!
 お楽しみに!

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